
こんばんは!スタッフの髙木です!
暑すぎる日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
新潟は先週には梅雨入りしていたそうですが、梅雨を通り越して夏が来たような天気がここ数日続いています。
外で働いている人たちももちろんですが、外に置いている植物達も水分補給を怠るとあっという間に調子を崩してしまうので毎日様子を見て頂ければと思います。
先日工事で使う草花に水やりをしていたところ、『このカゴの花は下葉を取ってから水やりした方が良い』とアドバイスを貰いました。
花や新芽には目が行きますが、株元をよく見てみると古くなった下葉が重なって土の表面に覆い被さって蓋のようになっていて水やりをしていてもなかなかポットの中まで水が行き渡らないようになっていました。
水やり三年とよく言いますが水やりといってもただ、水を撒くだけでなく植物の調子もよく観察しながらメンテナンスも行いながらの潅水が大事だと学びました。三年ではなく水やりからは一生学びがありそうです。
学びながら水やりをしてきた草花達ですが、先日のお客様感謝祭ではたくさんのお客様の手に取って頂くことができて良かったです。
さて、工事の方ですが最近はドッグランやテラスなどのアウトドアリビングの周りに芝生を選ばれる物件が多く、沢山芝張りをさせて頂きました。
天然芝と人工芝はそれぞれメリット・デメリットがありますがもし自分がお庭に芝生を敷くのであれば天然芝を選ぶと思います。
天然芝は水やりやトリミングなどのメンテナンスが必要ですが、植物の蒸散により表面温度が下がり少し涼しく過ごせるところや、弊社でよく使う高麗芝は冬に休眠に入り白色に変わり春になると新芽が出て緑が広がっていく様子を観察するのも面白いと思います。
また、人工芝の場合は素材にプラスチックを使うものが多く、日に当たると熱を持ったりBBQなどで炭や火の粉が落ちた時に溶けてしまったり劣化してしまいますが、天然芝の場合は焼けて枯れてしまった場合でも少しの範囲であれば芝が成長して元通りになるところも良い点だなと思います。
こんな感じで施工後1ヶ月半で青々とした芝が広がってくれるので見ていてとても気持ちが良いです。
今の所数件芝張りをする現場が控えているので緑の絨毯が広がっている所を想像しながら芝張り作業を楽しみたいと思います。
高麗芝が気になる方は弊社の5yukuriのガーデンに芝生が広がっているのでぜひ遊びにきてください。
植物紹介
パキポディウム・エニグマチカム
原生地:マダガスカル
科・属キョウチクトウ科・パキポディウム属
塊根植物の代表格であるパキポディウム・グラキリスと同属の植物です。
先月のブログで触れたグランカクタスでお迎えしたパキポディウムを自生地風に鉢植え(ハビタットスタイル)に仕立ててみました。
基本的に園芸は早く・大きく・美しく植物を作り上げる物ですが、ハビタットスタイルは植物達の原産地を想像し、石や砂をレイアウトして育てていく物です。
原産地を再現するのではなく自分の想像で『きっと現地ではこんなところにこういった形で生えてるのだろう』といったものを表現して原産地に思いを馳せるところが魅力です。
始めたばかりなので自分でも納得のいく出来ではないのでこれから沢山作って満足のいく1鉢を作っていけたらと思います。