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スタッフの丸山です。

知っていましたか?

今年も残すところ3か月です。

私は圧倒的に「しかない」ですが皆さんはどうでしょうか?

気が付いたら会社横の田んぼの稲刈りが終わっていました!

木々の葉もほんのりと色付きはじめ少し秋らしくなり、この間までの暑さが名残惜しい気分です。

弊社ではお客様のお庭の管理作業(夏は剪定作業)も終わり、連日お庭造りに奮闘中です!

 

「水を制する者は国を制す」

武田信玄の言葉でしょうか。

学生時代?からか脳裏の片隅にある言葉でした。

 

水を制する者は庭を制す

地上、地下も含め水の流れを促し水はけの改善をすることによって、健全な土壌になり植物も上手く育ち人も植物も心地の良い庭になると弊社では考えています。

意味は違えど、お庭造りをする際に一番重きを置いているテーマでもあります。

 

今日はそんな水はけ改善の様子をご紹介したいと思います。

お庭の四方が囲われており、側溝等の水の排出先が無い現場の例です。

当初こちらのお宅では雨水排水用のタメマスがあったため溝を掘り表面の水を流す明渠排水(めいきょはいすい)の計画でしたが、現場判断で土の中に排水パイプ等を埋設する暗渠排水(あんきょはいすい)に切り替えました。弊社あるあるです(笑)

埋め立てに使われた粘土質の表土を剥ぐと割と砂質土壌で染み込ませた方が良いという判断でした。

縦穴を約1m以上掘ります。その土地の地下水位(水が出てくるところ)まで掘りたいところです。

通気と目詰まりを防ぐため縦方向にもパイプを設置します。

多孔質で通気性もあり地元産でもある瓦チップ充填しました。

他にこぶし大のグリ石や現場で出た石を入れる場合もあります。

パイプの周りは川砂利と防草シートでくるみ土砂の流入を防ぎます。

このお庭の場合、通常の雨であれば土中に染み込み、昨今話題のゲリラ豪雨等染み込みきれない雨水だけがマスへ排水される仕組みです。

ヤシマットをかぶせ完了です。

ちなみにこちらのお庭は芝庭でした♪

最近、顔を出せていないので近々お伺いさせて頂き、お庭探訪記でご紹介させて頂ければと思います。

ほんの一例のご紹介したが、弊社でお庭造り、改修工事をさせて頂くお庭のほとんどで、お庭に合わせた水はけの改善作業を行っております。

せっかく植えた植物が根腐れなどで枯れてしまっては元も子もありません。

「水を制する者は庭を制す」

これからもブレずにお庭造りに励みます!

 

ちょっとだけお庭探訪記させてください!

新潟市K様邸。ちょうど4年前にお庭造りさせて頂いたお宅です。

大きさ的にどこかのショウガーデンに出展する気持ちでお庭造りさせて頂いたのを思い出します♪

イロハモミジ(真ん中)や常緑ヤマボウシ(右)が特に大きく育ち剪定のご依頼を頂きました!

通りすがりの方もスッキリしたね~と

風も入り見た目にもさわやかになりました♪

これから紅葉も楽しめると思います♪

アンティークレンガの小径が印象的。

植物のメンテナンスがし易くなるようにと。

秋工事のお庭には球根がたくさん植わります。弊社あるある②

銅葉のニューサイランもこんなに大きくなりました!

得意のエリゲロンはこのお庭でも活躍中でした♪

雪の降る頃までまだまだ咲いてくれるのでカットせず残しました♪

 

やっぱり我々が植えた植物が大事にされ元気に育っている姿を観れるのが何よりも嬉しいものです!

これからもそんな大事にして頂けるお庭造りをしていきたいものです♪

 

それでは~