こんにちはスタッフの髙木です!
秋も深まってきて来週には最低気温が一桁代の予報の日も出てきました。
皆さんも体調を崩さないよう暖かくしてお過ごしください。
さて、直近のお庭作りでは天然竹を使って四目垣を造りました。
四目垣はちょうど一年前に受験した、造園技能検定でも実技内容に組み込まれているほど基礎的な竹垣です。

こちらが技能検定で作った四目垣です。
胴縁3本・立て子は一本ずつの基本的な形で、ここから高さや胴縁・立子の数・結束方法などで見た目が変わり様々なアレンジが可能です。
ここから下は今年制作した順で四目垣をご紹介します。

こちらは10年ほど前に弊社が作った四目垣です。素材が天然のものなので雨や土の中の水分で劣化してきて、去年の雪に押され杭や竹が折れてしまいました。

今年の春に胴縁・立子の本数、場所も前回のものと変えずに全く同じに作り直しました。
こちらのお宅は剪定や雪囲いなどの管理も定期的にさせていただいているお庭なので、伺った際には竹垣の経年変化もよく観察していきたいと思います。

さて、お次は今年のお盆前に修繕工事をさせていただいたお庭
竹垣だけでなく、苔の張り替えや砂利敷き部分、アプローチのクリーニングを行いました。

修繕後の綺麗になったお庭に、金閣寺垣から四目垣にリニューアル。
お庭を作り替えるのではなく、きれいに維持し、長く楽しんでいただけてとても嬉しいです。

先の2件は既存のものを新しく作り直しましたが、こちらは外構リフォームのお宅。
胴縁が4本・前面の立子が2本の四目垣で、技能検定で作ったものと比べるとかなり堅牢な雰囲気の仕上がりました。

土留め兼アプローチの石積みを隠さず、石積みを見せつつ境界を作れる四目垣の良さが活きた施工になりました。
今年は四目垣の施工がほとんどでしたが、竹垣にはまだまだたくさん種類があるので、チャンスがあれば他の竹垣の
アレンジの仕方で和モダンなお庭にもかなり合うと思うので、是非お庭作りの際には竹垣も取り入れてみてはいかがでしょうか?

近所の公園へ子供と遊びに行った時に気がついたら手にドングリを持っていました。
目線が大人の半分以下の高さなので床や地面に落ちているものをたくさん拾ってくれるのですが、ドングリが気に入ったようで見つけては拾ってを繰り返し楽しんでいました。

これからもっと色々なものに興味が出てくると思いますが、植物が好きになってくれたら嬉しいなと思うのと同時に質問が来た時にしっかりと答えられるよう勉強も頑張っていきたいです。

