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造園スタッフの髙木です。

GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は人混みが少し苦手なので、連休中は家で植物の植え替えや種まきなど、園芸を思いっきり楽しんでいました。

園芸以外にもBBQをしたり、祖父の趣味の畑を手伝ったりと、自然に触れながらゆったりとした時間を過ごすことができました。

仕事の方では、ありがたいことに天気の良い日が多く、お庭づくりも順調に進んでいます。
連休前に担当させていただいたお宅も無事に工事が完了し、夏が来る前の過ごしやすい季節を、少しでもお庭で楽しんでいただけていたら嬉しいです。

先日、昨年施工させていただいたお庭を覗かせていただく機会がありました。

工事の完成が年末だったため、植栽が芽吹く前の状態でのお引き渡しでしたが、この春を迎えて緑が増え、ようやくそのお庭の“本当の姿”を見ることができました。

植物が育つことで、石や苔、木々が自然になじみ、お庭全体の雰囲気がぐっと良くなっていて、私自身とても嬉しくなりました。

施主さまも毎日お庭の緑を見るのを楽しみにしてくださっているそうで、草木や苔のお手入れを続けるうちに園芸にハマってきたとのこと。
最近ではネットで情報を集めながら、「次はこの植物を植えてみようかな」と、お庭づくりをさらに楽しまれているそうです。

こうして施工後のお庭を訪れ、施主さまと植物やお庭についてお話しできる時間は、本当に大きなやりがいにつながっています。

もちろん施工そのものも毎日勉強で楽しいのですが、完成したお庭が少しずつ育ち、お客様の暮らしの中に馴染んでいく様子を見ると、「お庭づくりっていい仕事だな」と改めて感じます。

また、この4月・5月は新潟蚤の市や、ナチュレ片山さまでのイベント、そのほか出張ワークショップなどでも、たくさんの方と植物や苔についてお話しする機会がありました。

普段はあまり話し上手ではないのですが、植物の話になるとつい時間を忘れてしまいます。
改めて、自分は本当に植物が好きなんだなと感じることができた春でした。

今年も気づけばもう1/3が過ぎましたが、これからも技術の向上はもちろん、お客様との関わりも大切にしながら、日々のお庭づくりを楽しんでいきたいと思います。

-植物紹介

GWにチャレンジした「播種」のお話

今回は、この連休中にチャレンジした“播種(はしゅ)”について少し触れてみたいと思います。

今回種を蒔いたのは、塊根植物(かいこんしょくぶつ)と呼ばれる植物たちです。

蒔いたのは、

  • パキポディウム
  • ユーフォルビア
  • モンソニア

の3種類。

どれもアフリカ原産の植物で、独特なフォルムや生命力の強さが魅力の植物たちです。

こういった植物を現地球(自生地で育った株)で手に入れようとすると、輸入直後で根がない状態だったり、環境の変化で弱ってしまったりと、育成の難しさがあります。

また、大きな株は存在感がある反面、置き場所を選ぶことも多く、なかなか気軽には育てづらい部分もあります。

そこで今回挑戦したのが“播種”です。

種から育てた実生株(みしょうかぶ)は、

  • 小さな頃から成長を楽しめる
  • 元気な株を選べば育成の失敗が少ない
  • 環境に順応しやすい
  • 自生地での乱獲に加担しない

など、たくさんの魅力があります。

特に、自分の育成環境で最初から育てられるので、環境変化によるダメージが少なく、成長も比較的スムーズな気がしています。

実際に播種をしてみると、

「種類によって発芽率が全然違う」
「種子の鮮度で結果がかなり変わる」

など、やってみないと分からない発見や学びがたくさんありました。

毎日少しずつ変化していく様子を見るのがとても楽しく、つい何度も様子を確認してしまいます。

まだ始めたばかりですが、うまくいったら来年以降は少しずつ播種の量も増やしていけたらと思っています。

植物を“完成した姿”として楽しむのももちろん魅力ですが、種から少しずつ育っていく姿を見守る時間も、園芸の大きな楽しみのひとつだと改めて感じました。

今はまさに園芸シーズン真っ只中。

ガーデニング、野菜づくり、観葉植物、塊根植物…。
植物の楽しみ方も本当にたくさんあって、全部を一度に楽しもうとすると時間が足りなくなってしまいます。

だからこそ、その時その時で「今いちばん楽しい」と思えるものを、全力で楽しむのが一番だと思っています。

植物は育て方も楽しみ方も人それぞれ。
毎日の変化を眺めたり、新芽に喜んだり、少しずつ成長していく姿を見守る時間は、忙しい日々の中でもとても豊かな時間だなと感じます。

これから気温も上がり、植物たちもさらに元気に育つ季節になります。
皆さまもぜひ、それぞれの“好きな植物時間”を楽しんでみてください!