
こんにちは、スタッフの光平です。
天気予報を観ていると8月と打って変わり9月の天候は雨天が多くなりそうで、
じめじめした日が続きそうです。
植物たちには恵の雨で、このまま夏を乗り切ってもらいたいです。
先日魚沼に行く機会があり、清津峡に訪れました。
平日の朝でしたがハイシーズンということもあり、多くの観光客が見に来られていました。
気温が25℃前後でトンボが沢山飛んでいたせいか、もう秋が近いのかなと錯覚するほど
過ごしやすい環境でした。
清津峡といえば黒部峡谷(富山県)、大杉谷(三重県)とともに日本三大峡谷の1つとして
知られています。
川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は柱状節理の岩肌とダイナミックな清津峡の景観は
素晴らしいです。
絶景を見るためにトンネルを通っていきますが、清津峡渓谷トンネルはもともと落石事故で
閉鎖された遊歩の代替えとして建設されました。
全長750mのトンネル内は20年以上構造は変わっておらず、3カ所の見晴台とパノラマステーションが
あります。リニューアル前は清津峡の歴史が学べる資料館として開放していましたが、アートプロジ
ェクトとしてリニューアルされ、トンネル終点に「パノラマステーション」などの自然とアートの融合した
体験型空間となっています。
2018年の大地の芸術祭にて中国の建築家集団であるマ・ヤンソンと建築事務所〈MADアーキテクツ〉が「Tunnel of Light」というアート作品として改修されました。
床一面に水を張り、壁面にステンレス板を貼ることで水鏡映る景色を水面を歩きながら渓谷の絶景を
楽しむことができます。
トンネルの縁は浅くなっているのでスニーカーでもぎりぎり入って行けますが、足が濡れることを見越して
タオル持参をオススメします!
トンネル内は入口から終点まで明暗、音、色などを使った様々な仕掛けが施されています。
入口から奥に進むほど照明の灯りがどんどん薄くなっていくとともに、温度も下がって不気味度が増
していきます。
不思議な音が不安を煽り、不気味すぎて1人だと振り返ってしまうのではないでしょうか(笑)
普段から見る自然の景色をお庭造りに落とし込めるようこれからの沢山の自然に触れていこうと思います。
皆さんも自分だけのお気に入りの空間に出会えますように!
ではまたお会いしましょう。