トータルデザイン

週末の庭

新潟市S様邸

週末は、自然豊かな場所で畑を耕し、ゆっくり過ごしたい…。そんな想いを抱かれていたS様が出会ったのは、山の麓に佇む蔵のある土地でした。かつて笹薮だった場所を週末ご夫婦で丁寧に開墾し、畑を耕しながら暮らしに新しい豊かさを育んでこられました。そして、蔵の前に広がるスペースに求められたのは、日々の喧騒を離れ、週末に趣味を楽しむための特別な空間。雅楽庭は、里山の風景に自然に溶け込みながらも、豊かな時間を過ごせる庭をご提案致しました。

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すぐに雑草で覆われてしまう庭スペース。自然豊かな里山の景色に馴染むお庭が欲しかったそうです。
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里山の景色と馴染みながら、お手入れの負担が軽減するお庭になりました。工事の際に出てきた石を利用した石積みが植栽スペースの土留めとなっています。石積みの曲線が庭に奥行きと広がりを感じさせます。
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手前の既存の石積み花壇には自然の景色に馴染むオーナメンタルグラスや宿根草を植栽。ラベンダーやネペタなど草丈の高い草花が風のそよぎを感じさせてくれます。奥の高さのある石積みスペースにもオーナメンタルグラスを植栽。敷地全体に一体感や奥行きが出るだけでなく、直線や曲線美の優雅さとノスタルジックな風景を創り出します。手前の花壇と奥のお庭の間にあるスペースは既存の砂利敷駐車場。
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石積みで高さのある植栽スペースにはヤマモミジなどの落葉樹の他、パンパスグラスやアスチルベ、ベロニカストラムなど高さを楽しむ見ごたえのある植栽。石積みの足元にはグラス類を植栽、駐車場と自然に繋がります。
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大谷石と土地から出てきた石を組み合わせて出来た風情のある石畳み。奥の枕木のアプローチへと続きます。
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境界側には目隠しを兼ねた半割のフェンス。バラやクレマチスを絡ませたり、ハンギングが楽しめたりできます。ウッドチップを敷くことで土壌の保湿・保温・泥はね防止だけでなく雑草の抑制にもなります。また地被植物が時間の経過とともに繁茂するので、草取りの手間が軽減されます。
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石積みの曲線でより立体的に。半割のフェンス前には家庭菜園を楽しむレイズドベッド花壇を設置。レイズドベッド花壇は高さがあるので水はけがよく、風通しも良いので病害虫がつきにくくなります。また椅子に腰かけても作業ができ、足腰の負担が軽減されます。