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スタッフの田中です

今更ですがGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
自分は植物のお世話だったり色々なお店を回ったりと緑にたくさん関われたグリーンウィークを過ごすことができて幸せでした。

日差しが暖かいを通り越して熱くなってきたのでそろそろ植物は種類によっては葉焼けを気をつけなければいけなくなってきましたね。

そんな強い日差しは苦手ですが、連休明けに工事で伺わせていただいたお客様のお庭には、緑豊かで居心地がいいからなのか気持ちよさそうに日光浴をしているカナヘビが数匹いました。

注意:下の写真には爬虫類が映っているので苦手な方は一番下までスクロールしてから次の赤字まで戻ることをお勧めします。

 

 

 

この上に爬虫類の写真があるのでご注意ください。ここより下には出てこないのでご安心ください。

多くの爬虫類は日光浴をしますが、体を温めて代謝を上げることと、紫外線を浴びることで骨を作るために必要なビタミンdを体内で生成しています。

爬虫類だけができる事だと思っていたのですが、それは人間も同じでビタミンdを作れるようなので、植物だけでなくたくさんの生き物が太陽からの恵みを受け取っているということがわかり、太陽の偉大さを知りましたが、紫外線はシミ、しわ、皮膚がんなどの悪さもしてくるので、間違った解釈だと思いますが「ただより高いものはない」とはこういう事なのかなと思いました。

 

植物紹介

マコデス・ペトラ

原産地:西表島、東南アジア
科・属:ラン科・ナンバンカゴメラン属
花言葉:日々平安 優雅 美しい淑女

ジュエルオーキッド(宝石蘭)とよばれる、花ではなく綺麗な模様を持つ葉を楽しむ種類のランの一種で、種類によって差がありますが、このマコデス・ペトラはその中でも特にキラキラと煌めく宝石のような美しい葉を持っています。

とても目立つ葉とは対照的に花は淡い色が多く、1cmほどのものが数個咲きます。

ジュエルオーキッドは温帯に生息し、常緑樹と同じで葉を一年中落としません。
葉は蒸散と言って水分を放出してしまうので落葉しないのに葉が増えていくと水分がたくさん放出されてしまいます。
それを防ぐために、葉の表面にあるクチクラ層を発達させることで大量に蒸散しないようにしているようです。
このクチクラ層はガラスのように透き通っていてこれが光を反射させ葉をキラキラと輝かせます。
その結果、ジュエルオーキッドのクチクラ層は光を反射させ幻想的な光り方をします。

マコデスペトラはキラキラ光るラメのような光り方ですが、他のジュエルオーキッドは赤色に光って見えたり、光る面積が多かったり、など色々な特徴があります。

これだけ綺麗な植物なので育てるのが難しそうなのですが、温度が低くなりすぎるところに置かないことと、直射日光を避ければあまり失敗しないと思います。

園芸品種ではなく原種でこの美しさなので、乱獲されてしまい野生個体が減ってしまったので、種の保存法により守られています。

野生のものは決して採取してはいけないのと許可を得ないと自分で栽培したものでも販売や譲渡が出来ないのであまり実物を見る機会が少ないのですが、写真では伝えられないほど綺麗なのでジュエルオーキッド系は絶対に本物を見てほしいです。