
朝晩は冷え込みますが日中は暖かい日が増えてきました。
春はもうすぐかな?
春になると気になるのが目隠し。
庭木に積もった雪が解けて、なんだか人の視線が気になります。
外出もままならない今日この頃、おうち時間はくつろぎたいものです。
そこで
本日は目隠しの選び方について考えましょう。
目隠しといっても用途は様々です。
目隠しの用途
庭空間 外部の視線を気にせず過ごせるアウトドアリビング
目隠しで外部からの視線をシャットアウトすると、外部の視線を気にせずプライバシーが守られて安心してくつろげます。
お家でキャンプなど家族や親しい人と落ち着いた時間をガーデンで過ごすことができます。
「住宅街のアウトドアリビング。スクリーンによる目隠し」
掃き出し窓やドアからつづく空間をフェンス、スクリーンなどで囲うと、家事をしながらデッキで遊ぶお子様の気配を感じることができます。
玄関まわり、エントランス
エントランスは家の顔。通りに面していることが多く、おしゃれにしたいですね。
玄関周りや自転車置き場など、雑然とする場所はさりげなく目隠ししたいもの。
フェンスなどのエクステリアとシンボルツリー、草花などの植物とコーディネートすることで、建物を引き立てるエントランスとなり、街並みを彩るおしゃれな外観になります。
「フレームと縦格子、シンボルツリーで奥行きのある目隠し。花壇の植物がフォーカルポイントとなり、通りの視線をプライベート空間から花壇に誘導する。」
防犯・安全
外部からの侵入を防いだり、飛び出しを防ぐ役割があります。
デッキからの転落防止の安全対策としてもおすすめです。
「保育施設の飛び出し防止を兼ねた目隠しと門扉。園児が飛び出さないようなクローズ外構」
目隠しの選び方
目隠ししたい場所が決まったら、次は高さと位置選びです。
①高さと位置を決める
いったいどのくらいの高さまで目隠しすればよいのか。
予算も関係しますが、予算を優先するあまり必要な高さより低く設定してしまうと
せっかくの目隠し効果が半減してしまうことも。
3Dパースなどで実際の目線に合わせて確認することをお勧めします。
また、大人とお子様とでは目線の高さが異なります。
ペットの目線はかなり低くなるので通りすがりの人の姿を見てムダに吠えたりしないようペットガーデンの場合も注意が必要です。
目線の高さは立つ場所が室内なのか、地面なのかでも異なります。どこにいる時に視線を遮りたいのか明確にしておきましょう。
結構ストレスになるのが隣接する建物等の高い位置からの視線です。
高い位置からの視線が気になる場合は庭木やテラス屋根、パーゴラ、オーニング、タープなどで効果的に視線を遮ることができます。
「手前はガーデンスペース、奥のプライベートテラスはテラス屋根で隣地2階からの視線を遮っている」
フェンスなどの目隠しに常緑樹などを組み合わせるとより柔らかな景色になります。
②素材を決める
高さや場所、用途を決めたら目隠しの素材を選びます。
目隠しする場所にふさわしい素材選びをしましょう。
天然木
天然木といっても樹種によってメンテナンスも様々。
一般的なウッドフェンスは安価で施工しやすいのが魅力ですが、一方でペンキを塗ったりメンテナンスが欠かせません。
当社では天然木の良さと耐久性、長期間メンテナンスフリーのハードウッドをお勧めしています。
ハードウッドは密度が高く固いので耐久性に優れています。
天然木の良さの経年変化も楽しめ、年々白銀色へ美しく変化していきます。
自然素材との相性もバツグンでその柔らかな風合いと本物の持つ高級感がたまらない魅力です。
アルミフェンス
耐久性がバツグンのアルミフェンス。色褪せもしません。
木目調のものや、ルーバー、格子などデザイン性も高いものもあります。
カラーバリエーションも豊富なので住宅デザインとコーディネートすることも可能です。
樹脂フェンス
リアルな木目にこだわった樹脂フェンスもあり、カラーバリエーションも豊富です。
メンテナンスフリーの上、アルミに比べ安価なのも魅力です。
樹脂フェンスは気温の変化で伸縮するため、その特性を考慮した施工が必要です。
スクリーン
アルミ格子にポリカーボネート板をはめ込んだパネルタイプの目隠し。
視線をカットし、プライバシーを守りながら光を取り込むことができます。
スクリーンフェンスに縦格子を組み合わせると風も取り入れることができます。
「ポリカーボネートで視線を遮るので空間を有効に使えます」
デザイン塗り壁
自由なデザインで曲線を描いたり、ニッチ小窓を作ったりできるのが魅力です。
タイルや石を貼ったり、コテで紋様を描いたり個性的なデザインが多く高級感を醸し出します。
「デザインの豊かさと高級感が魅力」
植栽・自然素材
庭木で程よく目隠しするのも季節を楽しめるのでお勧めです。
場所に応じて常緑樹、落葉樹を使い分けましょう。
比較的安価に目隠しすることができますが、剪定・雪囲いなどメンテナンスが必要です。
とはいえ、四季の移ろいを感じたり、触れ合うことで五感を刺激、心豊かに日々を過ごすことができる植物の存在は、心の健康や癒しにはかかせない存在です。
土や植物に触れ、可能であればご自分でメンテナンスするのがベストですが、日常生活に負荷がかかりストレスに感じてしまっては本末転倒、無理なことはプロにお願いしましょう。
目隠しの素材にはそれぞれの良さがありますが、うまく組み合わせることで用途、場所に応じたすばらしい環境にすることができます。
まずは家族構成、ライフスタイルに応じた目隠しプランを専門家に相談しましょう。
たかが目隠し、されど目隠し。
住まい方に適した目隠しで、春から素敵なおうち時間を過ごしましょう。
ライフスタイル、家族構成に応じて最適な目隠しプランをコーディネートいたします。
目隠し・フェンス、緑豊かな空間づくりのことなら
ガーデンスタジオ雅楽庭にお任せください。
施工エリアは
新潟市、阿賀野市、新発田市、胎内市、五泉市、加茂市、三条市、燕市、北蒲原郡、東蒲原郡、南蒲原郡、西蒲原郡、その他地域の方はご相談ください。